農家に夏休みはあるのか?
こいつはなぜトングを持っているのか、、?
下書き保存しておいたはずの文書が消えており、
はてさて私は何を書いていたのだろうか、、何を書きたかったのか、、と
唯一保存されていたタイトルを見て考える。
農業を営む私たちにとって、休みとは変則的でありかつ自由なものになった。
公務員として働いていた時代は、学生時代と同じように春夏冬に長期休暇があり、
もちろん教員は出張や研修も多く出勤するのだが、
子どもたちがいない学校というだけで、比較的有給も自由に取得できたものだった。
その代わり、平日は絶対出勤、土日も授業準備やらで
学期中に心穏やかになれる日は少なかったように思う。
私も旦那も前職を仮に続けていたら、収入もそこそこ安定して、
今よりも収入的には楽になったのかもしれない。
確かにそうかもしれないが、
私の性格上あの生活を続けて、さらに子育てともなると、
てんてこまいでストレスフルで倒れてしまったんじゃやないかと思う。
今これだけ、自然に囲まれ、ストレスも少なく、私なりの余裕を持って子育てができるのも、
農家という道を選んだおかげ。
厳しいことはたくさんあるけど、家族や自分と向き合える時間の過ごし方を
しっかり持ててよかったと思う。
とまあ、今はこうのんびり言ってられるけれど、
来月から始まるみかん祭りをいかに乗り切るかというところですな。